特集 06 「旅」の新たな愉しみ – アパートメントホテル という選択肢。

Vol. 03

「旅の新たな選択肢」としてのアパートメントホテルの潜在能力。

旅の密度を高める「アパートメントホテル」の力。

世界的に旅行需要が高まるなかで、次々と新しい宿泊スタイルが生まれています。レジデンスホテル、ブティックホテル、リゾートヴィラ、民泊、B&B、ゲストハウス、ドミトリーなど、旅に求めるものに応じて実に多彩なスタイルから自由に選べる時代になりました。

INVALANCEは、不動産開発領域における新規事業の可能性を探るなかで、アパートメントホテルに白羽の矢を立てました。アパートメントホテルという宿泊スタイルは、「ホテルの安心感」と「アパートメントの自由さ」を兼ね備えた、言わば「ホテルの進化形」とも言える存在で、ゲストは「暮らすように滞在できる」のが大きな特徴です。

アパートメントホテルでの滞在スタイルとはどんなものなのでしょうか。例えば、夫婦とこども2人の家族4人で滞在するのであれば、2LDKのゲストルームがちょうどよく、朝は家族で朝食を作り、昼はそれぞれが自由な時間を過ごし、夜にリビングでテイクアウトのディナーを楽しみながらプロジェクターで映画鑑賞を楽しむ。そうしたホテルで寝泊まりするだけでは得られない旅の喜びがあるのが、アパートメントホテルの特徴のひとつで、日常の延長に広がる非日常が待っています。

設備面も充実しており、調理器具や電子レンジ、洗濯機、Wi-Fi環境など、一般的なホテルにはない生活機能も備えています。特に海外からのツーリストにとって、母国の食材で自炊ができたり、ゲストルームで洗濯ができることは大きな安心につながることでしょう。また、コストパフォーマンスの高さも見逃せません。グループや家族で宿泊すれば、一人あたりの料金は通常のホテルより割安になるケースも多く、滞在が長期になればなるほど、その価値を感じやすくなります。加えて、個室が複数あるゲストルームであれば、適度なプライバシーを確保しつつ、同じ空間、同じ時間を家族や友人と共有することができます。

近年のビジネススタイルを考慮し、リモートワークを想定したワークスペース付きの部屋を用意するアパートメントホテルも登場しています。「旅をしながら働く」といった、いわゆるワーケーションへの対応も進んでおり、オンとオフの境界が溶け合うような時間を求めてアパートメントホテルを選択する人は、これからも増えていくことでしょう。

不動産開発のプロフェッショナルがアパートメントホテルを届ける理由。

自分らしい旅を組み立てる拠点となるアパートメントホテル。投資用区分マンションを手掛けてきたINVALANCEが新たな事業の柱として期待を寄せるこの宿泊スタイルには、投資用不動産として果たしてどれほどのポテンシャルがあるのでしょうか。

今後の事業展望と成長可能性について話してくれたのは、INVALANCEのホテル事業をリードする常務取締役・デベロップメント事業本部長 鈴木淳也。INVALANCEにとっては未知の領域であるホテル事業。その未来について語ります。

「INVALANCEでは、ビジョンに掲げている『NEW BUSINESS』を通じて、社内外を問わず多くの人がワクワクできる取り組みを目指しています。これまでに130棟以上のレジデンスを提供してきた経験とノウハウを活かせる新しい事業とは何か。社内で検討を重ねた末に浮かび上がってきたのが、私たちにとっては未知の領域である『ホテル』でした。

日本政府は2030年までにインバウンド(訪日外国人旅行者数)・6,000万人、旅行消費額・15兆円の達成を目標に掲げています。都市部でも地方でも、日本は風光明媚な場所にあふれ、どこを訪れても素晴らしい風景や魅力的な食体験、その土地の人たちとの温かい交流に触れることができます。INVALANCEが目指すのは、海外からのツーリストはもちろん、国内旅行を楽しむ日本人も含めて、家族や友人などでの長期滞在を彩る『旅の拠点』です。そこに宿泊することで旅の思い出が一層忘れがたいものになるような、他では味わえない特別な体験を提供できる場所。「HOTEL LUXUDEAR RESIDENCE」では、そうしたホテルを実現していきたいと考えています。

『HOTEL LUXUDEAR RESIDENCE』は、これまでINVALANCEで手掛けてきたマンションブランドである『LUXUDEAR』の系譜を継ぐものです。『LUXUDEAR』が持つ『高品質で洗練されたデザイン(=LUXURY)』と『特別な体験を提供する(=DEAR)』という核は、ホテル事業においても引き続き大切にしていくべき価値観。ブランドが持つ本質的な価値を、ホテルという新業態を通じてより広範なお客様に提供することで、 『LUXUDEAR』ブランドもさらなる進化を遂げると確信しています。

『HOTEL LUXUDEAR RESIDENCE』では、まずは東京・大阪・福岡など日本各地の主要都市を中心にプロジェクトを推進する予定です。私たちINVALANCEと志を一(いつ)にする方たちと共に、その場所だけが持つ魅力、秘めたる潜在価値や将来性を最大限に引き出すホテルを手掛けていきたいですね。そして、ホテルの数だけを追い求めるのではなく、INVALANCEの想いを映し、社会に貢献していることを社員が誇れるようなプロジェクトを、一つずつ丁寧に形にしていくことが肝要だと考えています。

私たちの夢は、これまでに蓄積してきた不動産に関する知見を背景に、世界中の人々の生活を豊かにする一翼を担うこと。INVALANCEが届ける不動産を通じて、今よりもより多くの人々の人生に良い影響を与えていきたいですね」

不動産開発から宿泊事業へ。INVALANCEの次なる挑戦。

私たちINVALANCEは、創業以来、投資用区分マンションの開発・販売を事業の柱として展開してきました。「CREVISTA(クレヴィスタ)」と「LUXUDEAR(ラグディア)」という2つのブランドを通じて、オーナー様の資産形成を目的とした不動産開発・販売・管理事業を展開しています。

「HOTEL LUXUDEAR RESIDENCE」の名を冠し、新規事業として参入するホテル事業では、これまでの不動産開発を通じて培ってきた「ものづくり」の強みを活かしながら、不動産を通じた新しい価値提供に貢献することを目指しています。「HOTEL LUXUDEAR RESIDENCE」は2025年10月時点で、札幌、東京、大阪、福岡などに10棟が開業予定。今後も日本全国で順次開発が進んでいく予定です。世界中から数多くの観光客が集まる日本において、アパートメントホテルという新しい宿泊スタイルはこれからますます注目を集めることが予想されます。上質な空間と、それが実現する唯一無二の滞在体験を届けるため、INVALANCEの挑戦は始まったばかり。今後の「HOTEL LUXUDEAR RESIDENCE」の展開にぜひご注目ください。

INVALANCEでは、お金や投資に関する有益な情報をご提供しています。お金のことをもっと学びたい方、区分マンション投資にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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